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この人とは会話をしていても盛り上がらないなぁ。
なぜだろう。自分とは相性が悪いのか?
こんにちは、コウタロウです。
皆さんは、こんな経験したことありませんか?
こちらから話を振って、相手に話してもらおうとしてもなかなか盛り上がらない。
自分と相性が悪いから?相手の話術が足りないから?
いいえ、もしかしたら自分が原因なのかもしれません。
この記事では「話が盛り上がらない」という悩みを解決していきます。
今回参考にした本は次のとおりです。
永松 茂久さん著 『人は話し方が9割』
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聞き下手の特徴
あなたは、こんな風に相手の話を聞いていませんか?
- あいづちをうたない
- 質問をしない
- リアクションのバリエーションが少ない
「そんなことはない!」と思っているかもしれませんが、実はやっている方はけっこう多いです。
私の職場の後輩はまさにこのパターンで、話していると不安になってきます。
話し手が不安になると会話は弾みませんし、盛り上がりもしません。
逆に考えてみましょう。
聞き手が、いろんなバリエーションであいづちをうって、いろんなことを質問してくれる。
これって、最高に話しやすいじゃないですか。
聞き下手の逆のことをすれば、話し手は気持ちよく話すことができます。
やってはいけない聞き方を反面教師にして、話し手が気持ちよく話せる聞き方を紹介します。
話し手が不安になる聞き方
普段、人と会話するときに「自分がどう話しているか」は意識することが多いと思います。
逆に、自分の聞き方は相手からどう見えているかを考えたことはありますか?
もしかしたら、次のような聞き方をして、相手を不安にさせているかもしれません。
あいづちが少ない
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自分が話しているとき、相手が黙って自分を凝視していたらどう感じるでしょうか。
聞き手がうなづきもせず、ただじっと見てくる様子を想像してみてください。
そうです、話しづらいですよね。
聞き手が何を考えているか、話し手にはさっぱりわからないからです。
面白いのか、つまらないのか、そもそも話を聞いているのか。
あいづちとは、相手の話を聞いているという姿勢を示すものです。
積極的に、とくに話の要所を思われるところであいづちをうちましょう。
質問しない
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話を聞いてくれるのですが、聞き手はあいづちを打つだけ。
こちらの話が終わるまで、口を挟まずに聞いてくれる。
話の腰を折らずに聞いてくれること自体はありがたいのですが、これでは「もっと話したい!」という気持ちになりません。
話し手にもっと気持ち良く話してもらうためには、聞き手は話を展開するお手伝いをすることが大切です。
良いタイミングで「それで?どうなったの?」などの質問をして、話を展開させていくと、
話し手は「自分の話に興味を持ってくれている」と感じます。
人は誰しも、自分を理解しようとしてくれる人のことを好きになります。
自分の話に興味を持ってくれると感じることで
これからももっと話をしたいと思ってもらうことができます。
リアクションのバリエーションが少ない
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あいづちをしてくれるのですが、「へー」「そうなんですか」とバリエーションが少ない。
しかも、言い方は同じ調子で、表情も一緒。
身振り手振りも特にない。首を縦に振るくらい。
話し手としては、自分の話がつまらないのではと思ってしまいます。
なぜなら、相手が自分の話に興味を持っていないと感じるからです。
気持ち良く話してもらうために、
聞き手は「あなたの話に興味を持っている」というメッセージを発することが大切です。
具体的には、顔の表情、声色、身振り手振りを活用します。
これらのリアクションを積極的に表現することで、
話し手は聞き手のことを「自分の話を聞いてくれる良い人だ!」と思うようになります。
良い聞き手になるためのポイント
相手に気持ち良く話してもらうために大切なことは、次のことを理解することです。
誰もが自分のことをわかってほしいと強く望んでいる
人は誰しも、自分の話を聞いてほしいし、理解してほしいと願っています。
また話したいと思ってもらうためには、
「私はあなたに関心を持っています」と態度で示すことが大切です。
それでは、具体的に何をすれば良いのかを紹介します。
笑顔でうなづき、身振り手振りをつけてリアクションする
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やるべきことはシンプルです。
いつもより大きな笑顔で、うなづいて、リアクションするだけです。
口角を上げた表情をするだけで、相手からの印象はグンと良くなります。
また、話の要所要所でうなづき「話をしっかり聞いています」という姿勢を見せます。
リアクションをするときは、自然な感じで身振り手振りもつけましょう。
お笑い芸人のようなオーバーリアクションは必要ないので、気負わずやりましょう。
自分の感情を身振り手振りに乗せて、リアクションをすることを意識してください。
相手の話を広げる「拡張話法」
人は、自分のことをわかってくれる人に好意を抱きます。
そのため、聞き手はおしゃべり上手である必要はありません。
むしろ、相手の話をよく聞いて、さらに広げてくれる聞き手になることが大切です。
ここで有効なのが「拡張話法」です。
拡張話法とは、相手の話を聞きながら、自然な流れで話を広げるテクニックです。
このテクニックを使うと、「またこの人と話したい」と好感を持ってもらえます。
拡張話法の大まかな流れは
感嘆→反復→共感→賞賛→質問です。
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詳細な内容は本書に書かれているため、気になる方は読んでみてください。
まとめ
相手に気持ち良く話してもらうために必要なことは
- 笑顔でうなづき、身振り手振りでリアクションをする
- 拡張話法(感嘆→反復→共感→称賛→質問)で相手の話を広げる
でした。
人は基本的に、自分のことをわかってもらいたい生き物です。
「この人とまた会って話したい」と思ってもらうために、聞き手は「あなたに興味、関心があります」と態度で示すことが重要です。
聞き上手になるテクニック、ぜひ試してみてください。